このサイトでは、新領域の始動に際して、「グラフィックデザイン」「情報デザイン」「写真」「映像」の分野を中心に、 またそのような領域を超えて活躍する10人の卒業生を紹介します。 それぞれのインタビュー記事は、仕事内容やこれまでの経歴、仕事に対する思いなど、 3つのシーンに分けて掲載しています。 変化の激しい今日の社会において、個性を発揮し様々な発信を続ける彼ら、彼女らの仕事と取り組む姿勢は、 情報デザインの世界をより具体的に想像するための手がかりとなるはずです。
様々な人やモノがネットワークに接続され、人・社会・情報の関係がより重視されるようになった現在、
社会に必要とされているデザインの姿も大きく変化してきました。 情報デザイン領域では、多様な情報環境の変化に対応できるよう、情報伝達の知識、技術、 データ分析や操作方法を学ぶとともに、柔軟な発想力・造形力・提案力を身につけ、 今日的な情報デザインのあり方を広く深く教育・研究します。ビジュアル表現を用いた情報伝達の方法を学びます。タイポグラフィ、パッケージデザイン、広告、エディトリアルデザインなど、様々な媒体で視覚情報をコントロールするための知識や技術を習得します。グラフィックデザイナーに必要となるマーケティング・発想・プランニング・造形・伝達の力を磨くとともに、総合的な視点でデザインを提案できるディレクション能力を身につけます。
人や社会や情報システムとのインタラクションに更に一歩踏み込んだ、新しいグラフィックデザイン分野を学びます。インターネットを利用したサービス・広告・イベント、スマートフォンやタブレットのアプリ、デジタルサイネージ、ジェネレイティブアート、サウンド・ヴィジュアル、VRやIoT等のインタラクティブな表現手法・技術を修得します。人の行動、社会の仕組みやデータを観察・分析することでテーマや課題を発見し、サービスや社会課題を可視化して新たな仕組みを提案します。
自分が写真を使って何を表現したいかを意識して、作品づくりをしっかりと学びます。このことは自己表現の追求だけでなく、写真を扱う職業においても重要な力となります。他者のために表現し伝えたいこと(例えばコマーシャル写真など)を、確実な技術力を駆使して具現化することや提案する力を身につけることができます。また、写真を核として捉えた映像制作力やグラフィックデザイン力を身につけ、社会を視野に入れた情報発信を行います。
現代のメディア環境における多様な映像表現を学びます。映像分野の知識や技術を修得し、映像コンテンツの企画・制作から発表・配信まで、情報を映像としてトータルディレクションする能力を身につけます。劇映画やテレビ放送のコンテンツのみならず、インターネット環境に接続されたデバイス(スマートフォン, タブレットなど)上でのコンテンツ展開や映像インスタレーションも視野に入れた映像デザインの新しい表現に挑戦します。